名称;シルフ (Sylph) ・ シルフィード (Sylphid) 種別;精霊(四大精霊) 住処;空気の綺麗な場所? 出典;ヨーロッパの伝承 知能;たぶん人間ぐらい 特殊能力;飛行、風の魔法 関連項目など;四大精霊(火・水・風・土) | |
中世の錬金術師パラケルススが唱えた、四大精霊(火、水、風、土)の一つで、シルフは風の精霊。透き通るように美しい女性の姿をしている。 パラケルススが考え出したもののため、古い伝承、神話などには登場しない。シルフが登場し始めるのは中世になってからの事である。 彼女は、空気に近いような身体をしているので、軽くて少し透明、透けて見えるという。 シルフは、風のように気まぐれで、自由奔放な性格である。 また、浮気的な女性が死ぬと、彼女はシルフになるとも言われている。 シルフとは、ラテン語で森を意味する「シルヴァ sylva」と「ニンフ nymphe」の合成語で、これもパラケルススが考えだしたもののようです。 また、シルフィードとも呼ばれることがあるが、これは「シルフ」という語の女性形である。 |