サラマンダー

 名称;サラマンダー (Salamander)
 種別;精霊(四大精霊)
 住処;炎の中というのが一般的
 出典;ヨーロッパの伝承
 知能;たぶん人間ぐらい
 特殊能力;炎を操る能力
 関連項目など;四大精霊(・水・・土)
 中世の錬金術師パラケルススが唱えた、四大精霊(火、水、風、土)の一つで、サラマンダーは火の精霊。蜥蜴姿として描かれるのが一般的だが、人の姿という説もある。
 パラケルススが考え出したものだが、それ以前より火に関する精霊などの逸話は存在していた。それが、サラマンダーとして統一されたのだと思われる。
 イメージとしては、蜥蜴の姿。鱗は燃える炎でできているという。サイズは、あまり大きいものは聞かないとこから、50cm未満の場合が多いのではないだろうか。

 また、中世では石綿のことを、サラマンダーの皮だとして珍重していたという。

 サラマンダーという名称は、ラテン語の山椒魚を意味する「サラマンドラ Saramandra」からきている。和名の場合は、火蜥蜴ですね。